トライアングル チャンピオンシップ 公式サイト



● 競技時着用ヘルメットについて


トライアングル大会規定の第18条−1、装備品「ヘルメット」について多くの問い合わせが寄せられていますので、少し解説しておきます。

出場者は 2輪及び4輪用 JIS規格認定のヘルメット を必ず装着すること。ただしJIS規格外でも SNELL SA認定品 は認める。」

ここでいうJIS規格認定とは工業標準化法により、わが国の鉱工業品の技術的事項を統一するために定められた規格です。そして、日本工業標準調査会で審査し、合格した製品にはJISマークがつけられています。 その中でヘルメットにはA種、B種、C種と3段階の規格があり、それぞれに基準の違いがありました。なかでもC種は、その保護範囲、及び保護性能に対する基準が一番厳しい規格です。

但し、これら3段階の規格表記は平成12年3月19日までに生産されたJIS認定ヘルメットであり、日本工業標準調査会の調査審議を経て、通商産業大臣により、平成12年3月20日、日本工業規格、乗車用安全帽が改正されております。平成12年3月20日以降に生産されるJIS認定ヘルメットは全て新たな規格にて行い、新たな生産品の規格表記は「JIS規格」のみとなっており、従来のA、B、C種表記は行いません。但し、従来のJIS-A種に該当する規格品を区分するため、それらヘルメットには「用途(125p3未満の旨)」が表示されます。

従って使うことが出来るのは

平成12年3月19日以前の生産品
JIS-A種規格…原動機付自転車 及び125t以下の自動二輪車
JIS-B種規格…二輪車全般
JIS-C種規格…二輪車全般及び競争用自動二輪車

平成12年3月20日以降の生産品
JIS規格…二輪車全般

となります。JIS規格認定のヘルメットには下図の様なシールが貼ってありますので、ご確認下さい。

SNELL SA認定品とは、レース中の事故で負った頭部障害が原因で亡くなったスネル氏の友達が集まり、その死をむだにしないために創立された「スネル記念財団」によるヘルメットの民間テスト規格です。ここでは非常に厳しいテストが行われており、その規格は5年毎に改正されます。各メーカーがこの規格の試験を受けるため自主的にヘルメットを提供し、合格した場合にSNELL規格の証明書が出されます。そのスネル規格95年版の試験に合格したのものが「SNELL M95」です。

SNELL SA認定品も同じ位置に下図の様なシールが貼ってあります。

注意!下の左側のマークはJISマークではありません。SGマークです。


×SGマーク


○JISマーク

車検の際、このJISまたはSNELLマークを確認しますので、事前にチェックしておいて下さい。この基準を満たしていない場合は運営事務局の判断により、注意・警告・失格などのペナルティが課せられる可能性があります。

以上、よろしくおねがいします。ご不明な点は各担当事務局までお問い合わせ下さい。



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